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bastardglasses

イン
ディバンドのツアー日記の古典と言えば、まずはヘンリー・ロリンズの『ゲット・イン・ザ・バン』(1994)があげられる。アイスクリーム屋の店長だった
男が、ある日突然、当時ハードコアの王者として君臨していたブラッグ・フラッグのメンバーにスカウトされるという転身譚。アメリカでもっとも不良度の高い
バンドのフロントマンと言えば聞こえはいいが、ツアー中のロリンズは、毎日のように観客のパンクスから顔面を殴られ、ツバを吐きかけられ、スネをライター
で焼かれるなど、ほとんどいじめられっ子状態。ついには、寝ている時まで、客のツバと小便でべとべとに覆われてしまう夢を見てしまう。ブラッグ・フラッグ
での過酷なツアー生活は、シンデレラ・ストーリーからはほど遠く、80年代のリアル不条理小説といった方が正しいかも。

Q/T/B: Zine 05

Posted 1 year ago

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