フガジ
のツアー中、イアン・マッケイは車のハンドルをずっと握っていた。というよりは他の誰にもハンドルをゆずらなかった。それは彼が根っからのコントロール狂
だったというわけでもなく、また、ワシントンDCのインディ・シーンのミュージシャンたちの多くが、歳をとるにつれてツアーにまわる生活から離れ、しだい
に子供と一緒に「パンケーキ・マウンテン」を見るような生活を選んでいったという風潮に対し、俺は生涯ツアーにまわるぜと態度で示しているわけでもない。
答えは簡単、それは他のメンバーが自動車保険に入っていなかったからだ。自身が経営するディスコード・レコードが社員保険完備であることを誇りにする、イ
アン・マッケイらしいエピソード。
Q/T/B: Zine 05